有限会社橋本組

機械据付工事は専門の業者に依頼しましょう

 

リビングの壁の上の方、天井付近に設置されたエアコンは

ストーブや扇風機と違って高い場所だから取り付けしにくく

業者にお願いするしかないのだと、そのように理解してはいませんか。

エアコンは室外機もあって本領発揮する機械、それぞれに中と外に置けばよいだけでなく

最適な場所に置いてそれら二つを繋ぐための管を配して、けっこう面倒なのです。

なのでちょっとDIYの経験がある程度の素人が取り扱えるような代物ではありません。

エアコン以外にも空調機器とかを含む工場設備、

そしてベルトコンベアなど産業機械、これらだって同じです。

正しく作動させるためには適切な場所にきちんと設置しないといけないのです。

ベルトコンベアとか重みもあるので床の状態も確認しないといけないし、

その場所の面積も調べておかないといけないでしょう。

機械据付とはそういった工事を指す言葉です。

機械据付なんて誰でもできるとは思ってはいけません。

適当に置いとけば何とかなるとも、実際にためしてみれば分かります。

 

 

機械据付とはどれだけ重要な作業なのか

それぞれの機器が最高のパフォーマンスで仕事をしてくれてこそ、

生産性も現場の環境もよくなるのです。

安全に快適に作業員が作業できるスペースも確保しておかなければなりませんし、

メンテナンスのしやすさも関係します。

機械据付とはそういったあれこれを考えて考え抜いてようやくできるのです。

何しろ食品工場と一口に言っても、作る製品は違います。

ということは機械据付が必要となる機械の種類もそれぞれに異なり、土地の大きさや形も違う。

毎度新しい気持ちで機械据付のやり方を考えねばならず、

それぞれの工場でどういった状態が最善かも違ってくるでしょう。

機械据付の経験豊富な業者にぜひお願いするようにしましょう。

その工場で働く方が機械据付に関わる回数はせいぜい両手で数えられる程度、

いくつもの工場で機械据付をこなしてきた人でないと経験も知識もないので分からないのです。

機械据付でどういった機器を請け負うか、業者ごとに違います。

印刷機械に半導体製造装置・冷却設備や大型プリンター・コピー機と実にさまざま、

得意なジャンルも調べてから依頼しないと

工場機械の据付の得意な業者にオフィス機器の据付をお願いしたところで、

ノウハウはなく素人と同じなのです。

ちなみに、機械据付工事で関連するのは現場にて組立てが必要となる器具となります。

現場で組み立てが必要でなければ該当しないのです。

29種類ある建設業の中の一つである機械据付工事、

建設許可を得るためには500万を超える請負代金がかかる場合に限りますが、

要件を満たさなければなりません。

例えば一定の経験年数を持つ管理責任者を置くこと、

専任技術者を在籍させること、資金調達能力があることなど、

財産的な基礎があり専門知識を持つものがいることでようやくおこなえるのです。

それらの要件を満たすことを証明するための申請書を行政庁へと提出したうえでおこない、

発注者からの信頼を得られるようにしましょう。

 

 

機械据付工事の工程

まずは現場調査をおこないます。

具体的に工事の計画を立て、移動経路の確保ができたら機器を梱包し搬送、

そして据付といった工程となります。

もちろんそれぞれの現場の状況により段取りも方法も違ってくる場合はあるでしょう。

その現場に合わせた施工計画を立てること、

必要なだけの人材を配置する・搬入しようとしている機械の品質管理を徹底するなど、

やらなければならないことは多数ありますが、

施工管理技士がすべて取りまとめることとなります。

 

 

安全で快適な現場となり、無駄なく業績を上げるためにとおこなわれている機械据付工事、

面倒だから・お金が勿体ないからと専門家にお願いせず自分たちでやると

逆にお金がかかったりトラブル多発で面倒なことになるかもしれません。