有限会社橋本組

お客様のニーズに合った機械据付を実施します。グラウトも取り扱い中

 

機械据付はただ求められる機械を輸送し、置くだけが業務ではありません。

 

場合によってはグラウト工事も行いながら
機械に問題が起こらないように強度を確保していく必要があります。

 

そこで、今回は機械据付工事においてのグラウトの役割を紹介します。
お客様のニーズを見据えた技術を解説しますのでご参考ください。

 

グラウト工事とは

グラウト工事とはそもそもどのようなものかご存じでしょうか。

 

グラウトは機械据付の現場などで気になる隙間やひび割れを見つけたら
補強材となるグラウトを注入するという工事です。

 

グラウト材には様々な種類がありますが
現在主流となっているのはセメントや樹脂などの素材です。

 

つまり、気になる箇所の「穴埋め」の工事をグラウト工事と言います。

 

機械据付工事で扱う機械は、時に大変な重量の機械です。
補強なしで工場内に設置してしまうと
万が一の地震などの際には大変大きな災害を招く可能性があります。

 

そのため機械据付工事の担い手は、設置前に十分に工場内を点検し
必要なグラウト工事を見極める必要があります。

 

グラウト工事はグラウチングなどとも呼ばれており
建設現場ではポピュラーな作業です。

 

ではどうしてコンクリートの打設などの方法ではなく
隙間を埋めるグラウト工事を実施するのでしょうか。

 

そこにはグラウト工事には3つのメリットがあるからです。

 

 

グラウト工事を行うメリットについて

機械据付工事において最も大切なことは
お客様からご依頼いただいた機械を的確に輸送し、設置までを終えることです。

 

つまり、グラウト工事はメインの業務ではなく
本作業におけるアシストの役割です。

 

 

「必要な箇所だけ埋められる」

耐震構造や基礎に問題が無ければ
ひび割れが気になる箇所にのみ施工を実施することができます。

 

基礎工事からやり直しを行う必要がないので、設置コストを抑えることができます。

 

 

「耐震強度の向上」

グラウト材には先に述べたように種類がたくさんありますが
どの素材も膨張性が確保されています。

 

つまり、ひび割れに注入すると適度に膨らむので
収縮が起きずひび割れを補強することが可能です。

 

すると、現在ひび割れがあったような箇所を丁寧に補強できるので、耐震強度が向上します。
機械据付に耐えうる強度を薬剤の注入で確保できる、というわけです。

 

 

「水に強い」

お客様の求める機械の中でも、精密機械などは水を多く使うことがあります。
すると、やはり気になるのは「耐水性」ではないでしょうか。

 

ひび割れた箇所に水が流れ込んでしまうと
建物や基礎を傷めてしまう原因となります。

 

そこで、機械据付時にはグラウト工事が大切なのです。

 

グラウト材は基本的に耐水性にとても配慮がなされています。
注入後に水に弱いと補強をした意味をなさなくなってしまうので
非常に優れた耐水性が確保されているのです。

 

機械据付後に安心して水作業ができるようになります。

 

 

グラウト工事はプロの点検の下での実施を

では、気になる箇所にのみグラウト工事を実施すればいいのなら
ご自身で実施することも可能でしょうか。

 

グラウト材は一般的にも流通しており、ご自身で入手し工事を行うことは可能です。
しかし、ご自宅のちょっとした補強とは異なり
機械据付における補強は重量や耐震性、耐水性を見据えて行う必要があります。

 

しっかりとグラウト材の資材を見極め、必要な箇所に的確に注入する技術が必要です。
是非機械据付におけるグラウト工事は
ご自身で判断をするのではなくプロの点検の下での実施をご検討ください。

 

 

まとめ

今回の記事は機械据付工事におけるグラウト工事の大切さについて解説しました。

 

補強に不安がある機械据付工事がある場合は
グラウト工事にも精通した業者へお任せください。

 

点検から設置まで一連を任せられる機械据付を実施しています。
まずはお気軽にご相談ください。