わたし達人間は水なしでは生きることができません。
大昔は大きな川の周りを中心に文明が栄えました。
今も、川の水が生活用水となり水道へと繋がっています。
そして使用した水はまた川へ海へと流れていって、こうしてぐるぐると循環しているのです。
安心安全に毎日を送るためには水処理機械の据付は必要なことです。
据付られる水処理機械の種類とは
町を流れる川の水、これをそのまま飲もうとは誰も思わないでしょう。
上流に行くほどにきれいになってはいくものの、
やはりどうしてもゴミやホコリ・目に見えない細菌や微生物が含まれているのです。
それはただ汚いというだけでなく、
飲んで体内に入ることで身体に悪影響を及ぼすことがあります。
そこで水処理機械据付は必須となるわけですが、
川の水からゴミや微生物を取り除くときに使用されるのは全処理装置となります。
ろ過器・ろ過膜などを使って、それ以上はゴミが進めないようにするのです。
水道水ならば見た目も無色透明で美しく、全く問題ないように見えますが
カルシウムなど硬度成分・塩分など無機塩類と呼ばれるものは入っています。
これらを取り除いて純粋を作りたいならばやはり水処理機械据付は必要、
こちらはイオン交換装置・RO膜といった純水装置が使われることとなります。
その昔、どんどんと日本でも工場が作られはじめた時代には
その過程で出てきた排水が何の処理もされないままに川へと流されました。
それを飲み水として飲み、あるいはそれを飲んだ魚や海藻類を食べたりして、
そしてイタイイタイ病などの公害病が発生したのです。
工場の種類にもよりますが、自然にはあり得ないような、
つまり放っておいて自然に帰ることがないような成分がその水の中には含まれていたりします。
それを体内に入れてしまったら、命の危険をも脅かすような恐ろしい状態となっても当然です。
それを避けるためにも工場用水における水処理機械の据付も重要です。
こちらは生物処理・沈殿槽・加圧浮上式装置といった排水処理装置が使われることとなるのです。
水処理の重要性
水の中から不純物を取り除くこと、それが水処理です。
不純物がまったく入っていない水はまったくの無味無臭で味わいもなく、おいしくはありません。
でもその不純物というのがキケンなものだったら、
人体に影響し環境問題をも起こすものとなってしまうのです。
その水がどういった状況から生み出されたものなのか、
すなわちどういった不純物が含まれているのかを把握するとともに、
どういった使われ方をするのかも考えて適切な水処理をおこなうことは大変重要なことです。
水処理機械のしくみ
サバイバルの知識がある方なら、
水のろ過装置を作ったことがあるなんて方もいるかもしれません。
水をきれいにするには中に入っている余計なものを取り除くことが必要、
フィルターを通過させることで行われるのです。
手製の機械だと砂利や砂・布などを通過させることとなるのですが、
より精巧な目に見えないほどのサイズの穴が開いているだけの場所を通すこととなります。
これで目に見えないようなゴミもストップできるのです。
軟水である日本の水、そのなかにはMg・Caなどが含まれており
塩素と合わさり塩化ナトリウム・塩化カルシウムへと変化します。
これらが多くなるとフィルターを詰まらせる原因に、
軟水化装置を使ってMgやCaの段階で取り除くなどのメンテナンスも日々必要となります。
処理後には残留塩素が残っていないかの検査もおこなったり、
ただフィルターを通過させて終わりというわけではなく我々が口にすることとなる水ですから
水処理は繊細に正確にやっていかなければならないのです。
こういった作業をやってくれる人がいるからこそ、わたし達は安心して飲むことができるのです。