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【低層建築の主流足場】くさび緊結式足場の特徴やデメリットを紹介

 

建設現場や塗装の現場で目にする足場。

この設備は、様々な種類が存在し、現在も多くの種類が利用されています。

そんな足場の中でも利用頻度が多いのが今回紹介するくさび緊結式足場です。

この足場について、概要の紹介や特徴、デメリットなどを解説していきます。

これを読めばきっと、くさび緊結式足場について知ることができるでしょう。

 

 

くさび緊結式足場とは一体何か

くさび緊結式足場とは、商品名から来たビケ足場の別名がある足場の種類です。

一定間隔に緊結部(部材同士を組み合わせるジョイント)を

持っている鋼管が支柱となっている足場で、

そこに手すりなどを組みます。

手すりや筋交いなどの緊結部分をくさびで固定することから、その名前が付きました。

ジャッキ、支柱、手摺、踏板、ブラケット、筋交、鋼製階段、先行手摺、

壁当てジャッキといった部材で構成されており、これらを組み合わせて足場を組んでいきます。

後述する特徴が、建設現場で利用しやすいことから、

低層建築の工事や塗装工事などに用いられています。

また、現在使われている他の種類、

枠組足場や単管足場といった足場に比べて目にする機会が多い足場です。

 

 

くさび緊結式足場の特徴とは

くさび緊結式足場の特徴は、主に3つの特徴があります。

それは、組み立てのしやすさ、輸送のしやすさ、錆に強いといった点です。

組み立てのしやすさは、ハンマー一本あれば、

くさび緊結式足場の設置や解体ができるという点です。

一般的に足場工事には、いくつかの工具を用意し、状況に応じて使い分けていく必要があります。

しかし、くさび緊結式足場はハンマーだけで施工できるので、

身軽な格好で足場の設置をすることができるのです。

このスムーズな組み立てや解体のメリットによって、

先ほど紹介した足場に比べ、約2割程度の作業時間短縮を達成しています。

この特徴は、間接的に工期の短縮にもつながり、より迅速な建築や塗装を可能とします。

輸送のしやすさも特徴です。

部材を解体するといずれもコンパクトな形状になります。

これによって、輸送時に結束する際、かなり多くの足場部材を一度に輸送できるため、

輸送頻度や手配する車両数を削減できます。

これによって輸送コストを下げられるという特徴も得られるのです。

トラックなどの輸送機材が従来よりも小型で少なく住んでしまうのは魅力です。

最後は錆に強いということ。

鋼管自体が表面を亜鉛めっき処理しているので、錆に強くなっています。

錆によって足場の美観を損ねるだけでなく、足を滑らせたり、

手すりの手がすべるといった労働災害の頻度を下げ、安全を確保します。

これらの特徴により、多くの建設業者、塗装業者、

そして解体業者が足場にくさび緊結式足場を選択しています。

 

 

運用前に知りたいくさび緊結式足場のデメリット

くさび緊結式足場は、メリットとも言える特徴が多いもののデメリットもあります。

それは高層建築には向いていない、騒音が出るということです。

組み立てや解体がしやすい反面、足場の強度として見た場合、

枠組み足場に比べると劣る面があります。

そのためマンションやビルといった高層建築の足場には、あまり向いておらず、

主に中層以下の建築物や一戸建て住宅に用いられることがほとんどです。

騒音も発生します。

ハンマーでくさびを打ち込むたびに甲高い騒音によって、

周囲に騒音問題を引き起こす恐れがあります。

そのため、建設場所によっては、騒音がネックで運用できない場合があります。

 

 

まとめ

くさび緊結式足場は比較的簡単でスピーディーに施工解体ができることから人気の足場です。

しかし、騒音や高層建築には向いていないなどの弱点もあるため、

運用時は注意して利用しましょう。

 

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