ー足場工事の種類6つを紹介!メリットやデメリットも解説ー
住宅をリフォームする際など、足場が必要です。足場の種類の名称を言われても困ってしまいますよね。
この記事では、建設現場で使われる足場の種類6つをご紹介します。ぜひ確認してみてください。
建設現場で使われる足場6選
現場で使われる足場は、くさび式足場、単管足場、単管ブラケット足場、吊り足場、移動式足場(ローリング足場)、枠組み足場です。それぞれの詳細を確認していきましょう。
1.くさび式足場
くさび式足場は、一定の間隔で、部材同士を結びつけて固定する「緊結部」を持つ鋼管を支柱として使用し、手すりや斜材などをこの支柱の緊結部にくさびで固定する方式です。ハンマーでくさびを打ち込んで足場部材を組み立てることが、最大の特徴です。主に低中低層建築工事に使用されます。
ハンマー1つで簡単に組み立てや解体ができるため、効率的に作業を進めることが可能です。強度が高く、作業の安全性も確保されるため、多くの現場で採用されています。また、部材の作りがシンプルなため、運送時などはコンパクトにまとめられます。
鉄骨の部材をハンマーで叩くため、組み立て時や解体時にカンカンと大きな音が出ることがデメリットです。
2.単管足場
単管足場とは、金属パイプとパイプを留める部品を使って組み立てる足場を指します。部材がシンプルで、狭い場所でも組み立てがしやすいことが特徴です。また組み立てや解体時に騒音が発生しにくいため、騒音を起こしたくない場合におすすめです。
枠組み足場やくさび足場に比べて、作りがシンプルなため安全性や耐久性が弱いことがデメリットです。高い場所の足場には向いておらず、2階の高さまで使えます。
3.単管ブラケット足場
単管ブラケット足場は、ブラケットという部品で単管パイプを固定し足場板を敷く足場です。部材をボルトで固定するため、単管足場に比べて高い安全性です。組み合わせの自由度が高く、職人に合わせて高さなどを調節できるため、作業効率や快適さを向上させます。
ボルトで固定する手順を挟むため、単管足場などよりも工期が長引くことがデメリットです。また、ボルトの固定時にカンカンと音がするため、騒音対策が必要になります。
4.吊り足場
吊り足場とは、足場を上から下に吊るす形状の足場を指します。梁工事や窓の清掃、高層ビルの鉄骨組み立て工事など高所で、地上から足場を設置することが困難な場所に適した足場です。
通常の足場と異なり、吊り足場は空中で組み立てるため、落下事故などのリスクが高まります。また設置や撤去の時間やコストもかかります。
5.移動式足場(ローリング足場)
移動式足場(ローリング足場)とは、建設現場で高所での作業を行うための足場です。高さはビル2階分にもなります。移動式足場には、車輪がついているため組み立てたまま移動することが可能です。
人を乗せたまま足場を移動させることや、斜面で移動式足場を使用することは事故につながるため避けましょう。
6.枠組み足場
枠組み足場は、筋交(すじかい)やジャッキ、鋼製布板などの部材を組み合わせて作る仮設足場で、足場工事において最も一般的に使用されるタイプです。単管足場は低層階の外壁塗装、くさび式足場は高層建築物の外壁塗装に使われることに対し、枠組み足場は、建築物の外壁面に沿って設置されます。
枠組み足場は狭い環境や複雑な建築構造のものには適していません。部材が多いため、運送コストが高くなり、工期が長くなる傾向があります。
まとめ
この記事では、足場工事で使われる6種類の足場について紹介しました。
建設現場で使われるメジャーな足場は以下のとおりです。
・くさび式足場
・単管足場
・単管ブラケット足場
・吊り足場
・移動式足場(ローリング足場)
・枠組み足場
それぞれ使用に適した環境があるため、建設現場に適した足場を見極めをしましょう。しかし、自分に最も適した足場を選択するのは難しいですよね。その場合は、有識者のプロに任せましょう。
当社では、費用や環境を踏まえて、一番適した足場を選択し、あなたにわかりやすく説明いたします。
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