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【建方工事】工事の中で最もダイナミックなその工程とは

 

工事でもっとも華やかな工程ともいえるのが、建方工事です。

建方工事の後には式典もあるほど、とっても重要な工事なのです。
その概要や手順についてお伝えします。

 

 

建方工事の概要

木造や鉄骨工事において建物の骨格を組み上げる工事です。

RCでつくった基礎の上に、木や鉄骨、軽量鉄骨を組んで建物の架構体をつくります。

工事の中で、家のかたちが立ち上がる瞬間がみられるのが建方工事です。

 

 

木造の建方工事について

一般的な住宅で採用される木造の場合を説明します。

図おは大抵1日で完了します。

現場監督と大工さんが6~12人ほどで作業します。

土台を据付け、その上に柱、梁、上階の柱、梁、そして棟上げまでの作業が行われます。

建て方工事の前までに、基礎を打った後、建物が建つ周囲に足場が組まれます。

また木材は、出来上がる建物の完成図に合わせて設置場所ごとに振り分けられ、

寸法や形状、樹種が決定します。

それらにはほぞを掘ったり、継手の加工が向上にて施され、建方の当日に現場に搬入されます。

 

 

建方工事の手順

・基礎の上に土台を敷き、アンカーボルトでしっかり固定します。1階の床も組みます。

・土台の上に柱を建てます。柱は建物の四隅、とそこからおよそ910mmのピッチで建てられます。

ハウスメーカーで採用されているツーバイフォー工法の場合は、柱ではなく壁パネルとなります。

・一階の柱の上に梁をのせて固定し、二階の床組みをします。

・二階の柱を建てます。(ツーバイフォー工法の場合は壁パネル)

・桁や梁で柱と柱をしっかり繋げます。

・小屋梁を組み、小屋束を立て、母屋をのせていきます。

そして最後、最も高い位置の棟木をのせ固定し、上棟となります。

・上棟したら建て方工事の完了となります。

 

 

建方工事の大変さ・面白さ

前記した通り、建方工事は大抵一日で終わります。

朝から工事が開始され、早い場合は昼過ぎ、夕方までに組み上げる場合がほとんどです。

朝通勤や出勤時に工事してるな、と思って夕方に帰ってきたら

家の骨格が出来上がっていたなんて状況を見たことがある方もいるかもしれません。

建物が建つことがもっとも目に見えて分かる日であるでしょう。

建方工事が済んでしばらく工事がすすむと、建物の中の工事になりますが、

その頃には建物の周りにはシートがかぶされ中が見えなくなってしまいます。

ちょっと気になる建物の工事が始まったら、

建て方工事を見逃さずに見ると、工事の様子が見られて面白いと思います。

では、なぜ一日で建物のおよその外形が分かるほどの工事が完了するのでしょうか。

それはまず、材料は全て工場にて加工されてくるためです。

現場では組み立てるだけです。

それらを全て正しい場所に正しい方向で組み上げていきます。

現場のチームワークや声掛け、スムーズな作業が欠かせません。

そのスムーズな作業のためにも、事前に何度も打合せが繰り返され、

図面が出来上がり、完成図に合わせて間違いのない寸法や設置位置、繋ぎ方や材種までが決められ、

当日までにカットや加工が済まされます。

 

 

建方工事の後の式典、上棟式とは

建方工事は上棟(棟木を上げること)までの工程を言います。

そして、建物で最も高い位置の重要な梁が上がったことを祝い、上棟式が開催されます。

現代では上棟式が省略されたり簡略化したりする場合も多いですが、

元来は上棟のお祝いとその後の工事の無事を祈って、

上棟した建物の中でお施主さんが職人さんや設計者、工事に関わる人に労いと感謝を示す会が行われます。

建物の四方にお酒・塩・米をまき、お清めをします。

そしてその後、お酒や食事が振舞われ、夜まで宴会のようになることもあるといいます。

現代では車の方も多く、そこまで盛大には行われなくなってきました。

それでも家の形が立ち上がった記念すべき工事です、

この工程が終わった際には何か嬉しいものがありますね。

 

 

建方工事について少しはお分かりいただけたでしょうか。

建物の骨格となる部分を一瞬で組み上げる、

工事の中では非常にダイナミックで目を見張る瞬間かと思います。

是非覚えておいてください。

三重県の足場・機械移設・解体・鉄骨工事は有限会社橋本組にお任せ下さい。


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