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据付工事とはどのような工事?知っておきたい工事の流れも解説

 

工場のような建物などに設備や装置を設置するにも工事が必要です。
そのような場面で重要なのが据付工事と呼ばれる工事です。

 

しかし、据付工事といってもどのような工事か分からないという方も少なくありません。
そこで今回は、据付工事とはどのような工事なのか、また工事の流れは何なのかといった点を中心に紹介していきます。

 

据付工事とはどのような工事なのか

据付工事とは、簡単にいえば機械や機器といった設備を搬入して設置固定する工事です。

 

ただし、単に運び入れて固定するのではなく安全に搬入することはもちろん、精度も高く固定する工事になります。
そのため、高い専門性を持った業者が担当し、施工する必要があります。

 

このように慎重かつ高い精度で設置固定する据付工事ですが、主に設置されるのは空調設備や電気設備などの機器です。
空調設備は、大型の業務エアコンの室外機で、傾きや不安定な設置をしてしまうと正常な動作が期待できません。

 

また、電気設備は、主に工場などの変電設備を設置します。
よく見られるのがキュービクル式高圧受変電設備で、大きなロッカーのような形をした機器になります。

 

こちらも正確な設置ができない場合は、機能性が損なわれるだけでなく深刻な電気事故を起こしかねないため、正確な施工が求められるケースです。

 

基本的にはクレーンやフォークリフトなどを使用して持ち上げ、設置することで行われますが、工場の建物内や地下といった場所での作業では、いったん分解して行われることも少なくありません。

 

次の項目では、据付工事の流れについて解説します。

 

据付工事の流れとは

据付工事は、日時を決めていきなり施工するわけではありません。

 

主に次のような流れで行われます。

・調査
・見積もりと打ち合わせ
・準備
・設置

 

最初の設置予定場所の調査を行います。
個々では、据付を行う位置や動線の耐荷重といった工事がそもそも可能かどうかを判断する作業です。

 

そのうえで最適な搬入方法を選定します。

 

次に日時や設置の流れ、費用の見積もりといった打ち合わせをしていきます。
据付工事といっても簡単にできるものではなく、ある程度の打ち合わせやまとまった予算が必要です。

 

そういった点も加味して依頼者である企業などと相談していきます。

 

契約が済んだら、予定通りの工事を行っていきます。
いきなり現地に行って工事を始めるのではなく、必要な重機の手配や材料、作業員の手配を行います。

 

コンクリート打設なども必要になるので、コンクリート製造業者とも打ち合わせを行い、型枠職人を呼んで作業図などの作成や作業の依頼をする流れです。

 

準備ができたら基礎部分の工事を行っていきます。

 

設置予定の機器や設備の形状はもちろんのこと、耐荷重が確保できるかといった点にも注目して作業していきます。
設置場所の工事が完了したら、設備や機器を搬入して正確かつ慎重に据付を施行し、設置ができたらいったん完了です。

 

正確に設備や機器が正常に動作しているか確認まで出来て、一連の据付工事が終わります。
このようにすぐ設置して終わりというわけではなく、さまざまなステップを踏んで施工されていくのが据付工事といえるでしょう。

 

まとめ

据付工事は、さまざまな設備や装置を設置していく重要な工事です。

 

設備や装置によっては、傾きや設置場所を慎重に行う必要があることや、それぞれの特性や関連性を活かした設置場所へ設置する必要があります。

 

そういった意味で慎重な作業が求められ、時に据付を行う設備や装置そのものに対して精通していることも求められます。
このように工事だけでなく機械などの知識や技術も必要な据付工事は、専門の業者が日夜慎重に行っている作業なのです。

 

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