機械据付で重要となる土台であるベースフレームを水平に保つ方法
機械据付工事は、工場やコンビナート、建設現場などで必要な大型の機械を設置する工事です。
機械据付は、工場や建設現場など以外にも大型商業施設の空調設備などで必要となる工事です。
機械据付工事を行うためには、長年の経験や専門的な知識、技術が必要になります。
機械据付工事では、大型機械や精密機器を据付けることもあり、これらの機械を据付ける工事を専門的に行っている業者もいます。
機械据付で重要になるベースフレームのレベル出し
機械据付工事は、大型機械や精密機器といった機械をしっかりと正確に据付ける必要があります。
大型機械や精密機器は、非常に繊細でわずかな誤差も許されません。
少しの誤差が生じることで、機械が持っている本来の能力を発揮できなくなってしまいます。
機械据付工事では、機械を設置するための土台となるベースフレームを水平に設置します。
機械据付を進めるとき、土台となるベースフレームを組み立て、水平に設置できるかという精度が非常に重要なものとなります。
水平と平面精度がポイントとなります。機械据付を進めていくうえで、どれだけ正確に水平に設置することができるかということがすべての基準となってきます。
機械据付を行う際のベースフレームを水平に組立て設置するとき、いくつかの方法があります。
これには、オートレベル、水準器、オートレベルと水準器が併用されます。
オートレベルは、オートレベルという測定治具を利用して四隅を測定していきます。
ここで、ベースフレームの四隅を水平に保つように調整がされるということです。
オートレベルを使って水平にするとき、四隅以外の水平は四隅と比べて高い、低いといった状況が生じることがあります。
このような四隅以外の水平に関しては、それほど気にする必要はないでしょう。
機械据付で大切になる水平調整について
機械据付工事を行う際、水準器を利用して水平にする方法もあります。
水準器を使ってベースフレームの水平にする方法は、水準器をベースフレームの中心部分か装置の要となる場所に取り付けます。
続いて、ベースフレームを調整して水平に保っていきます。ベースフレームを調整するために水準器を使用する方法があります。
しかし、水準器では水平に対する傾きを測ることはできても高さを知ることができません。
ベースフレームの種類によっては、水準器が適さないこともあるでしょう。
ほかにも、ベースフレームの水平を測るためにオートレベルと水準器を併用する方法もあります。
オートレベルと水準器を併用することで、ベースフレームの高さと傾きを知ることができます。
これによって、ベースフレームの水平調整をすることができます。
機械据付を行う際に大切になることは、ベースフレームを水平に調整していくことです。
機械据付を進めるときのポイントとなるのは、ベースフレームの組立て精度の基準です。
ベースフレームをしっかりと水平にすることが一番大切なことです。
ベースフレームを水平に調整するためには、オートレベル、水準器、オートレベルと水準器の併用という3つの方法があります。
水平調整を行うための方法は複数ありますが、使う機械にも特徴があります。
ベースフレームの形状などによって、適した測定方法を選ぶことで、正確な水平調整につながるのではないでしょうか。
まとめ
大型機械や精密機器はコンビナートや工場など、さまざまな場所に設置されています。
これらの機械は、専門家による機械据付工事が重要になります。
正確に機械を設置することで、機械本来の能力を発揮してくれるでしょう。
正確な機械据付工事をするためには、大型機械や精密機器の土台となるベースフレームを水平に組立て、設置することが大切になります。
ベースフレームの形状、素材に合わせた機材を使って水平にするレベル出しを行いましょう。
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